Paleocraft製のケナガマンモスが届きました。
ケナガマンモス / Wooly Mammoth
マンモスはゾウ科マンモス属のゾウの仲間です。今では全てのマンモスが絶滅しています。マンモスと聞いてイメージするマンモスがこの「ケナガマンモス」ですね。実は他にも色々なマンモスがいます。
マンモスは現生のアフリカゾウやアジアゾウの祖先ではなく、マンモス出現時点で彼らは既に枝分かれしていました。アジアゾウが近い兄弟、アフリカゾウはもう少し遠い親戚のような関係でしょうか。マンモス=巨大というイメージがありますが(そういう意味を持った言葉として使われますが)、ケナガマンモスはマンモスの中では小さく、アフリカゾウよりも小型なんだとか。国立科学博物館のコロンビアマンモス骨格はめちゃくちゃデカいです。
ユーラシア大陸や北海道にも(!)生息していたそうですが、気候の変動や人類の活動によって生息数を減らし、最後の個体群が絶滅したのは紀元前2,000年頃だそうです。恐竜類と比べればついさっきまでいた動物ということですね。
Wooly Mammoth by Sean Cooper
キットはPaleocraftのSean Cooper氏原型によるものです。価格は$156.00です。ボリュームから考えると良心的な価格設定だと思いますが、わりと古いキットというのも関係してるかもですね。バラバラにオーダーすると送料がもったいないので、4種のキットをまとめて購入しました。
キット紹介
キットは頭胴部と四肢に分かれており、長い鼻と牙も別パーツになっています。大地を模したレジン製ベースに加えパイン材のベースも付属します。
パーツレビュー:ベース
薄いながら繊細なモールドが目を引くベースには足型も。胴体に足を接着した後、いざベースに乗せてみたらズレてはまらないなんてことがあります(経験アリ)。丁寧に位置合わせをしながら本体を組み上げる必要があります。
パーツレビュー:脚部
絞りをつい開け過ぎました笑。説明的写真撮影の際はやはり絞らないとダメですね。
四肢にはそれなりのパーティングラインがあります。足裏はともかく、見える部分は丁寧に削らないと体毛のモールドを削り飛ばしてしまいそうですね。
パーツレビュー:鼻&牙
ケナガマンモスの象徴的な牙はとても綺麗な曲線を描いて再現されています。スポンジヤスリだけでいけそうなくらいパーティングラインのズレや段差はほとんどありません。
キットレビュー:頭胴部
全長200mmを超える大きな頭胴部です。荒々しくも繊細な毛並みの表現が美しいですね。
腹側のパーティングライン処理もそんなに大変ではなさそうです。
眼球はグラスアイに換えるか塗装で済ませるか悩みどころです。丁度いいアイ持ってたかなぁ。
Paleocraft by Sean Cooperの「ケナガマンモス」キットレビューでした。
最後までご覧頂きありがとうございました!
コメント