トリケラトプス骨格/海洋堂・DINOLAND

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完成品ギャラリー恐竜

海洋堂/DINOLAND(ダイノランド)シリーズのトリケラトプス骨格モデルです。

原型は山崎繁氏。海洋堂DINOLANDシリーズの中でも有名なキットではないでしょうか。

発売当時子供だった私は、購入どころかキットの存在すら知りませんでした。そもそもレジンキットですから生産数も相当少ないものと思われます。数年前に海外コレクターさんより未開封の良品を手に入れることができました。

海洋堂のキットはレジンの「ギトギト感」がキツい印象です。脱脂は熱湯からの洗剤浸け置きを数日繰り返しています。また、モールドが甘めの箇所は彫り込んでいます。骨格は本来みんなバラバラですからね。

レジンの素材色を活かした塗装とするため、パテ埋めには(色味の似ている)タミヤ光硬化パテを使用し、目立つ箇所はMr.カラーにてタッチアップしています。下地はフィニッシャーズのマルチプライマーのみです。

塗装は全て油彩です。大学では油画を専攻していたのですが、ベトつくし時間かかるしであまり好きではありませんでした。でも色調の豊かさは他の塗料とは比べものになりません。深みがあって美しいんですよね。

絵具はWinsor & Newton製を使用しています。国産絵具よりやや高価ですが発色が全然違うと感じます。イエローオーカー・ライトからローアンバーまで黄〜赤〜茶系の複数色を混ぜながら使用しました。

一層目の画溶液にはテレピン、2層目以降はブレンド済のペインティングオイルをベースにリンシードオイルやリクインを適当に混ぜています。

ベースはウォルナット集成材のオリジナル(W270 x D180 x T20mm)です。高級感&安定感が欲しくて替えました。

一部を彫って自作の銘板(W100 x D45mm)を埋めています。もう少し控えめな書体でも良かったかも。

本体の脊椎骨裏側とベースには内径2mmの真鍮パイプを埋め込んでおり、同径の金属線によって立位保持しています。

キット&制作データ

◆Model:トリケラトプス / Triceratops horridus

◆Manufacturer:海洋堂

◆Sculptor:山崎繁

◆Scale:1:20

◆Marerial:Resin

◆Finish:ラッカー、油彩

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