Sean Cooper氏のティラノサウルス“Running”完成画像です。
氏のオリジナルブランド「Paleocraft」にて購入したキットは$126.00、1:30スケールで全長380mmほど。おそらく2013年頃に購入したものなので、現在販売されているかは不明です。制作は2020年頃だったかな。
“Running”と題されているだけあって軽快なポージングとなっていますね。
棘突起も印象的なフォルムは全体的に痩せており、最新の研究結果を反映したキット群とは雰囲気が違います。キットは胴体+頭部+下顎+両腕+両足+尾+ベースの9パーツです。
撮影時に少し潰れてしまいましたが、グレー味を持たせた基本色にスポット部はクリアーオレンジとクリアーブラウンを乗せ、暗部はブルー系のグレーを調色して吹いています。全てラッカーです。
唯一地面と接する右後肢に3mm真鍮線を軸打ちし、ベースに深く差し込んでいます。流石にこの姿勢では軸打ち必須ですね。ベースはホームセンターで手に入るような市販の模型用展示ベースにウォルナットカラーの水性ニスを数回塗っています。
キット本来の姿勢ではもう少し上体が起きています。パーツ加工することなく、ベースへの設置角を調整することでより前傾の姿勢としました。あんまり上体が起きているとピョンと跳ねてるみたいなんですよ。
頭部もやや旧式の表現ではありますが、ティラノサウルスらしい肉厚な感じがとてもよく描かれています。棘突起は破損箇所も多かったですが、それらはエポパテで再生しています。
ティラノサウルスはブラウン系統やグリーン系統で描かれることが多いですよね。少し違ったスキームを試したくてこんな色になっています。これはこれでアリあとは思いますが、ワル者感がすごい。
以上Sean Cooper氏原型ティラノサウルスのご紹介でした。
最後までご覧頂きありがとうございました!
キット&制作データ
◆Model:ティラノサウルス / Tyrannosaurus ( Tyrannosaurus rex )
◆Manufacturer:Paleocraft
◆Sculptor:Sean Cooper
◆Scale:1:30
◆Marerial:Resin
◆Finish:ラッカー
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